潜在意識を動かす自己○○

前回は、
潜在意識で夢を叶えようとしても、
どうも続かないというときの捉え方を
書きました。

要するに、
『その夢は、あなたが心の底から叶えたい
ことではない。だからあらためて
心に問いかけてみる』

ということですね。
 

これはすごく大切です。
続かないのは、あなたの性格や根気の
問題ではありません。

本当に叶えたい、人生をかけたいことで
あれば、誰でも夢中になれるのです。
 

いまから４０年前のモントリオール五輪で
射撃の種目で金メダルを取った
アメリカのラニー・バッシャム選手は

小さいころ、スポーツが苦手でした。

ベースボールもダメ、アメフトもダメ、
バスケットボールもダメ、他のスポーツも
続かないという少年でした。
 

ところが、

ある日、友人がライフルをしに行くのを見て
ラニー「ライフルには力がいるの？」
友人「いらないよ。力も身長もスピードもいらない。
　　　立ってじっとしているだけ。狙って撃つだけだからね」
ラニー「なら、僕にもできるかも」

ラニーはライフルにのめりこんで
１０年後に全米代表になっていました。
 

彼はラッキーでした。

ライフルに出会うまで、
いろいろなスポーツにチャレンジして
いくども挫折を味わっていました。

そんな彼に、父親は
「おまえはちっともでダメではないよ。
まだ得意なものが見つかっていないだけだ。
もっと探そう」と、ラニーを励まし、
否定することがなかったそうです。
 

それどころか、ラニーがライフルに
興味を持つと、最高の道具を買い与え
自分も一緒に練習するようになり、

チームの仲間としてラニーを支えたのです。

 
のめりこめるものと出会う。

これができたとき、
潜在意識は力を発揮します。
 

そのためにはまず、
自分を否定しないこと。

うまくいかないことがあっても自己肯定。
そのために、次の言葉を毎日唱えましょう。

いいことがある。ますますよくなる。
きっとよくなる。必ずよくなる
 

フランスの天才心理療法家 エミール・クーエが
作った言葉です。ぜひ使いましょう。

どうこう

 
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