潜在意識の引き寄せパワーを上げる３つの方法

道幸（どうこう）です。

潜在意識は常に引き寄せパワーを発揮して、
あなたの想念、思考にぴったりな世界を
目の前に見せてくれます。

でも「いやいや、私はお金が欲しいし、
お金が入るのをイメージしていますけど
ぜんぜん収入が増えません」という人も多いでしょう。
 

イメージしても、手帳に書いても
引き寄せが起きない、願望が実現しない。

そういう人に共通することが２つあります。

今回は、そのうちの１つをご紹介しましょう。
 

引き寄せパワーをそぎ落とす黒幕

潜在意識は、元々すごい力を持っています。

しかしこのパワーが発揮されないとき、その黒幕となるのが
《ネガティブな感情》です。
 

潜在意識と私たちの心は密接につながっています。
このため、潜在意識は心の状態の影響を受けます。

心の中がネガティブな感情でいっぱいなっていると
それを処理しようと潜在意識のパワーが
優先的に使われてしまいます。

すると、願望を引き寄せるのは二の次、三の次。
どうしても後まわしになるのです。
 

ネガティブな感情の中でも特にやっかいなのが


《イライラ》の感情。

引き寄せが起きにくい人は、
普段の生活の中でイライラを
感じていることが多いのです！
 

怒りや悲しみ、恐怖といった強烈な感情も
もちろん潜在意識パワーをそぎますが、

人は、激しい感情をいつまでも持ち続けることが
できません。1時間も2時間も怒り狂える人は
ごくわずか。
 

でも、イライラは長く引きずります。
ちょうどバーベキューの炭の残り火のように
ジワジワとくすぶり続けます。

ジワジワくるので、
パワーが減っていることに気づきません。

このため、知らない間につもり積って、
気づいたときには
かなり潜在意識のパワーが削られているのです。
 

潜在意識レベルでイライラを抑えるには

ではどうしたらいいでしょうか。

まず、イライラしない！

ですが、これはムリ！

私のメンタルは、いつもは
ニュートラル～ポジティブな状態を
いったり来たりしていますが、

たまにポンとネガティブな状態に入ることがあります。

社会人として、人や社会と接して生きている以上、
イライラはつきもの。ゼロにはなりません。
 

ですので、うまく
コントロールしていくことが重要です。
イライラしても、はやく穏やかな状態にしていく方法。

そしてゼロにはできなくても、
あまりイライラしないでいる方法として
私が意識しているのが

・呼吸
・書きだす
・脱力して睡眠

この３つです。1つずつ書いていきましょう。
 

息を吐くことは、イライラを吐くこと

まずは呼吸です。

呼吸は今や、自分をコントロールする方法として
一番知られたものかもしれませんね。
 

私は初代タイガーマスク・佐山サトル先生と
6年間「リアル不動心」という心をコントロールする
技術を教えていますが、

この中でも呼吸は根幹の技術の１つです。

その呼吸法は、

鼻から８秒で吸って、口から４秒で吐く
というリズムを繰り返す

というものです。

これは、イライラを抑え、同時に前向きな
「よし！やるぞ」という気分を育てるための
呼吸のリズム。
 

もっと穏やかな気分でいようとするときは、

鼻から８秒で吸って、口からジワジワと、10秒から
20秒かけてゆっくりと吐いていく
というリズム

このときのポイントは、
口を少しすぼめて、まるでストローを咥えているかのような
口の形にして吐くことです。

この口の形にすると、自然に口から出ていく息に
意識が向きます。

意識を向けながら息を吐くと
同時にイライラが吐き出されていくのです。
 

最初のうちは、実際に口にストローを咥えて
やってみましょう。

8秒で吸って、10～20秒で吐くというのは
あくまでも目安。

決して無理せず、楽に息が続く範囲で
やってみてください。
 

書き出すことは、イライラも出すこと

イライラしたとき、もう1つお勧めなのが
イライラしている理由、原因、状況、背景などなどを
紙にガンガン書き出すことです。
 

言葉にして書くことで、気が済んだり、
冷静さが戻ってきてイライラが収まってきます。

ただ書き出すだけでもいいのですが、
私はもう1つ、スパイスを利かせます。
 

それは、ガンガン書き出して余白が
なくなってきたら、最後の余白に
「これでイライラが外に出た」と書いて終了するのです。

もしまだイライラが残っていても
まず1枚書いたら「イライラが外に出た」で
締めくくります。

すると、完全ではなくてもイライラの何十％かが
外に出たのは事実ですので、潜在意識は
「確かに」と感じます。

これを2枚目、3枚目と繰り返すと、
潜在意識が「もうかなりイライラが出たはず」と
感じて、スッと気分が落ち着きます。

最後に一言添える。これがポイントです。
 

眠りの質が、イライラを抑える

あと、イライラしにくい心の状態を作る方法です。

これはシンプルに《いい眠りをしっかりとる》と
いうもの。

人は、ぐっすり眠れてしっかり疲れが取れていると
不愉快なことがあっても、余裕をもって
対応することができます。

反対に、あまりよく眠れていないと、
ちょっとしたことにもイライラしがちです。
 

ぐっすり眠るときのコツは、
体からしっかり力を抜くこと。

人はストレスが溜まったり、疲れがたまっていると
眠っているときも体が緊張しています。

すると、次の日の朝に疲れが抜けておらず、
「寝た気がしない」と感じてしまいます。

ですので、眠りに入る前に、体の力を
十分に抜くのです。
 

私がやっているのは、

まず、
２，３回深呼吸しながら
「息を吐くたびに全身から力が抜ける」と
自己暗示をしていきます。

次に、右腕全体に意識を向けて
「右腕から力が抜ける」と暗示

あとは
・左腕
・胸
・首のうしろ
・肩
・背中
・腰
・おなか
・右足
・左足
・ひたい
・目のまわり
・ほほ
・顎関節

と、少しずつ力を抜いていきます。
 

順番が前後しても構いません。途中、抜けてもいいです。
忘れた個所を思い出したら、思い出したときに
力を抜けばいいのです。

全身から力が抜けると、そのまま眠りにつきやすく
もしすぐ眠れなくても、その状態でいると
頭と心と体は、急速回復モードに入ります。

すると、もし睡眠時間が短くても
かなり疲れが抜けてスッキリと目覚められます。
 
 

心のザワつき、特にイライラをうまく処理して
いい状態に安定させていくことは、
私たち人間の永遠の課題です。

究極、いつも気分よく生きられるなら
人生は６割成功ではないか、というのが

過去に2500人以上を指導し、営業マン時代を含めて
2万人以上と対話してきた私の結論です。

心をうまくコントロールし、
潜在意識の引き寄せパワーをアップさせましょう！

どうこう
 

■追　　伸
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