潜在意識の基礎～ 潜在意識に善悪や限界はない！

以前このブログでも書きましたが、
潜在意識は馬のようなもの。

素晴らしいパワーを持っていますが、
残念ながらものごとの善悪を判断することができません。

ドラえもんに出てくるジャイアンみたいな存在です（笑）。

ですので、使い方を誤ると大変です。

顕在意識の側で理性を働かせておかないと、
とんでもないことが起きてしまいます。


例えば、お酒を飲み過ぎて記憶が
飛んでしまったという経験はありませんか。

このとき、潜在意識にしまいこまれていた
感情や欲望がドカーンと飛びだしてきます。

それで、人によっては暴れまわったり、
セクハラしてしまったりするのです。危ないです（笑）。

お酒大好きな私はいつも注意しています（笑）。

しかし、潜在意識は善悪がないと同時に、限界もありません。

理性や常識のカベがはずれて潜在意識が
パワーを爆発させると、すごい結果が出ます。

潜在意識の力を信じると

例えば、私が今から１５,６年前に
ある会社で営業の仕事をしていたとき、
上司や先輩のアドバイスを聞かない生意気な
新人を指導するため、あるパフォーマンスを
見せるようにしていました。

それは
私と新人の２人で町を歩いて、
適当に会社やお店の看板を眺めながら

「あの会社に売ってくる」と宣言して、
20分後に販売契約書を持って出てくる

というものでした。

しかも、売り物は１万円、2万円と言ったもの
ではありません。数十万円するものを知らない
会社に入って宣言どおり売ってくるのですから
新人は目を丸くします（笑）。

新人は必ず「どうやるんですか？」と聞いてきます。
そこですかさず「俺の言うとおりにやれ」。

これで新人は100%大人しくなりました（笑）。

あまりほめられた指導法ではないので、
今はこんなやり方をすることはありません。

ただ、
知らない会社に入っていって20分でオーダーを
取るというのは、潜在意識のなせるワザです。

私の潜在意識が「あそこなら売れる」と感じた
会社やお店に入っていくので、まったく
抵抗感がありません。どんどん入っていって
バンバン契約を決めていくのです。

これで私は、同僚の5倍のノルマをこなしていました。

もちろん営業スキルを磨く必要もありますが、
それ以上に「あの会社なら契約できそう」という
潜在意識からの直観のとおりに行動していった
結果なのです。

潜在意識からの「やってみたい」を追求する

他人が驚くような結果を出せる人は、
潜在意識からの直観、突き動かされる
何かに従って行動しています。

アップル創業者の故 スティーブ・ジョブズも
たいそうエキセントリックな人だったようですが
彼の伝記を読むと突き動かされて生きた人だと感じます。

これは潜在意識の力なのです。
もしあなたが何か、理由も分からないのに
「やってみたい」「頑張りたい」と感じることがあれば
それを追求しましょう。

潜在意識がそれを後押しして、1年後、3年後には
すごい結果、成果が得られていることでしょう。