村上春樹さんから学ぶ潜在パワー発動法

先日、村上春樹さんがノーベル文学賞の候補として
メディアで取り上げられていました。
 

残念ながら受賞は逃しましたが、

村上さんが今、日本で一番本が売れる作家であり
世界で一番知られている日本人作家の１人であることは
間違いないでしょう。

村上さんは、２９歳のときに、何を思ったか
突然「小説を書こう」と考えたそうです。

元々ジャズ喫茶のお店をやっていて、
仕事の合間に小説を書いていき、

１年後、いきなり『群像新人文学賞』を受賞。
作家デビューを果たします。

その作品『風の歌を聴け』は、
芥川賞候補にもなって注目を集めました。

突然思いついて小説を書き始め、１年後にはデビュー、
そして芥川賞候補になってしまうのですから
天才中の天才です。
 

潜在意識、潜在パワーを発揮したとしか
考えられません（笑）。

こういうエピソードを聞いて
「なら自分も潜在意識を使えば・・」
と思う人がいるかもしれません。

これは半分正しくて、半分間違っています。

村上さんは、10代のときから

河出書房の「世界文学全集」80巻、
中央公論社の「世界の文学」100巻、
中央公論社の「世界の歴史」30巻、

合計210巻を読んでいたそうです。

全集系の本ですので、1冊はだいたい500ページ！
すべてを読破したら4万2000ページ！
 

これだけ読書をしながら、
大学は早稲田の第一文学部に入って
脚本家を目指してシナリオを描き続けていたそうです。

しかもジャズ喫茶で様々な人と出会い、人を観察。

つまり、10代からの積み重ねが、
私を含めてフツーの人とはまったく違います。
 

潜在意識に膨大な小説やシナリオや
実際の人のドラマが入っていて、

そこから小説の世界に入っていきました。

その積み重ねがなければ、
デビューまではどうしてもかかってしまいます。

でも、これまでの人生で潜在意識に入れ続けたものが
あなたにもあるはずです。

それを活かせることをしはじめたら
半年、1年で結果が出ます。

あなたが積み重ねてきたものを思い出しましょう。

それが分かったとき、
潜在意識の力が発揮されはじめます！